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心の風景を、書きとめよう!Let words depict the landscape of our minds. 第三十三回応募締め切り迫る【#伊藤園お~いお茶新俳句大賞】

一年間に200万句以上もの応募をいただく「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」。

私たち伊藤園の願いは、一服のお茶を飲みながら俳句を作る楽しさを、日本と世界の人々に味わっていただくことです。

今日は、スピンオフ。現在 国内にとどまらず世界 約100ヵ国(累計)からご応募をいただき、応募累計 3970万9275句にもなる創作俳句コンテスト「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」のお話。

現代俳句の偉人の熱き想いとともに

「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」は、現代俳句の偉人 金子兜太(かねことうた)先生(現代俳句協会名誉会長、平成30年2月永眠)の多大なるご支援をのもと、1989年から続いています。

▼「伊藤園 お~いお茶新俳句大賞」のはじまりと第三十二回最終審査会の舞台裏はコチラ

1989年のある日のこと。企画担当者は、「新俳句大賞」という新しい試みに、現代俳句の偉人 金子兜太先生の教えは不可欠だと感じていました。しかし、文化功労者でもあられる先生にお引き受けいただけるのかと、思い悩んでいたと言います。

第27回審査会より、前列右から4番目が金子兜太先生

そんな伊藤園からの「子どもから大人まで楽しく、思いのままに表現できる 俳句」を・・・という提案に対し、金子兜太先生からは

「俳句は、自分の思ったことを捉えたままに短く書いていくもので自由に詠めばよいし、感じたまま作ればよい」

「人に伝える力があるのは感覚であり、感覚の共有があるからこそ相手に伝わる」

といった内容のコメントで、背中を押してくださったそうです。とても、気さくでいらっしゃる中にも、強烈な情熱を感じたと当時を振り返ります。

そうして、金子先生には「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の企画段階からさまざまな形でご協力を賜り、最終審査員として第一回から新俳句大賞を支えていただきました。

ここでは、金子兜太先生の新俳句大賞にまつわる語録をご紹介させて頂きます。

現代俳句協会で初めて話を聞いた時、「面白い、協力しよう」という気になりました。その判断は、間違っていませんでした。(第二十八回最終審査会)

新俳句大賞は、国民文芸として俳句が持っている文化性とお茶の持っている市民の生活に浸透している文化性が、うまく溶け合っているのが非常に強い力だと思います。(第十二回懇親会)

作句が技術的なこと、言葉選びに偏ると、本来、高校生が持っている新鮮、柔軟な感性、感覚が殺されてしまう危険があります。技術は二の次、まずは感性、感覚を磨くことを心掛けるべき。(第二十八回講評)

▼「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」受賞作品が決まるまで

いよいよ、締め切り迫る!!第三十三回のご応募は 2022年2月28日(月)(当日消印/送信有効)まで!

▼応募方法はこちらよりご確認ください

▼写真も応募できるようになりました!

言葉や写真に想いをのせて、心の風景を書きとめてみませんか。






最後までご覧いただきありがとうございます!「お~いお茶」にまつわる疑問を、ナビゲーターのお茶実がお答えしていきます。是非コメントをお寄せください!