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とどけ!お茶のチカラ【#お茶の可能性と未来】

今日は、スピンオフ。お茶のチカラを信じ、お茶の可能性を未来につなぎたいと願う、研究のお話。

「たかがお茶、されどお茶」
お茶の可能性を信じ、困難に立ち向かった人たち。

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日本のDNAを呼び覚ませ?!

かつて、高度経済成長期と言われた時代、日本人の食生活は欧米風の肉食中心になっていく中、市場に出回る飲み物は、相変わらず甘いジュースばかり。コーヒーや炭酸に至っても、とにかく甘さが際立つものが主流。その影響で、急須で入れるリーフ市場が陰りはじめていました。当時の伊藤園は、リーフ(茶葉)の販売を主としたお茶会社。「必ず、健康志向から無糖茶飲料が求められる!」そう確信し、1975年ごろから緑茶の飲料化に向けて、研究開発に着手していました。

82年
1970年代後半 伊藤園 お茶研究の様子

年々陰りを見せる、急須で入れるリーフの市場・・・。しかし、消えなかった。長い歴史の中でも、消えなかった。むしろ、根強く生き残っている。なぜでしょうか?

お茶の場合は、日本の誇る茶道のように精神性や文化性、さらに嗜好性、日常性、経済性などが考えられますが、やはり人々の健康を日常的に守り、支える役割を担ってきたのではないでしょうか。

お茶の成分、カテキンやテアニン、さらに、カフェインを含む相互作用は、研究が進むほど様々な成果が得られ、人々の健康に貢献する素晴らしい飲み物であると言えそうです。こんなに身近で、こんなに安価で、日本人の暮らしに根付いている「お茶」。歴史の淘汰に耐え、自然が磨き上げたお茶には、計り知れない価値が潜んでいるように思います。

社会課題の解決に貢献し“豊かに生きる知恵” お茶が果たせる役割とは?!

中央研究所
伊藤園中央研究所

そこで、お茶の可能性を探り 持続的に未来につなぐ研究開発を推進すべく、1986年 静岡県牧之原市に「伊藤園中央研究所」を設立。さらに、お茶の研究を進めることにしました。

▼研究開発についてはコチラ

https://www.itoen.co.jp/company/research/

「たかがお茶、されどお茶」   お茶には、計り知れない価値が潜んでいる。人々は日常的な飲用経験がある。古くから人々のコミュニケーション媒体として、お茶は常に傍にあった。そう・・・傍にあったのです。にも拘らず、高度経済成長期の「食の欧米化・甘い飲料の台頭」その流行の風に吹かれ、市場は減少傾向・・・。果たして、お茶の価値をお客様にお伝えできていたのだろうか。いやいや、健康価値一つをとっても、我々茶業界が皆様に正しくお伝えできていただろうか。う~ん。このままでは、ダメだ。

「たかがお茶、されどお茶」   緑茶の価値に真に惚れ込んだ研究者もいる。今一度、日本のDNAに刻まれた「お茶」の可能性を一般消費者の皆様もお招きし、みんなで考え再認識していただくための場も必要。そう考え、伊藤園では、お茶を通じて社会課題の解決に貢献し、“豊かに生きる”社会の実現を目指し、2007年より「伊藤園健康フォーラム」(2014年「緑茶と健康フォーラム」から名称変更)を開催。研究者や医師、様々な専門家による講演および、パネルディスカッションを通して、お茶を通じて人々が笑顔で健康な毎日をお過ごしいただけるよう、お茶が果たせる役割について、考えてまいります

【伊藤園公式YouTubeで無料配信】

https://itoen-forum.com/

※「第5回 伊藤園健康フォーラム」は2021年12月10日(金)13:00~   YouTube生中継 どなたでもご参加いただけます。(アーカイブ配信あります。)
※過去のアーカイブもご覧いただけます。
※通信料はお客様のご負担となります。


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